
レインボーズエンド
📍 基本情報
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所在地:南アフリカ/ステレンボッシュ(Stellenbosch)地区・バンフック(Banhoek)
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創業年:1978年(ファーストヴィンテージ:2002年)
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経営:マラン・ファミリー(家族経営)
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標高:350〜540m
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主要品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどボルドー系品種
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スタイル:冷涼な気候由来の繊細さと酸を持つエレガントな赤ワイン
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受賞歴:2002年の初リリース以来、国内外で多数の受賞歴
🏰 ストーリー
虹の麓にあるワイナリー
「レインボーズ・エンド」という名には、虹の麓は儚く消えてしまい、見ることも到達することも難しい──すなわち「簡単には手に入らない、夢のような幸運な場所」という意味が込められています。
その名の通り、マラン・ファミリーが営むこの小さなワイナリーは、訪れる者に特別な景色とワイン体験を与えます。
ステレンボッシュでも屈指の冷涼地
畑はステレンボッシュ地区の小地区バンフックにあり、標高350〜540mの山間部に位置します。
三方を山々に囲まれた地形は、昼夜の寒暖差が大きく、南アフリカの中でも非常に冷涼な気候をもたらします。
この環境が、果実味と酸のバランスに優れた葡萄を育みます。
ボルドー系品種への情熱
レインボーズ・エンドは特にカベルネ・フランを中心としたボルドー系品種に高い評価を得ています。
冷涼な気候と細やかな畑仕事がもたらすワインは、きめ細やかで濃厚、そしてしっかりとした酸を備えたエレガントな味わいが共通しています。
評価と歩み
1978年に設立され、長らく葡萄栽培に専念してきた同家は、2002年に念願のファーストヴィンテージをリリース。
その後、数々のコンペティションで賞を受賞し、南アフリカ国内外で注目を集める存在となりました。
🍷 店主メモ
「冷涼地由来の引き締まった酸と、果実の凝縮感のバランスが秀逸です。
カベルネ・フラン好きの方には特におすすめ。エレガントながら芯のある味わいは、時間をかけてゆっくり楽しみたくなる1本です。」
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