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KWV メントーズ プティ・ヴェルド 2019

KWV メントーズ プティ・ヴェルド 2019
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KWV(コーペラティーフェ・ウィンボウエルス・フェレニーヒング)は、1918年にワイン農家の協同組合として設立された南アフリカ最大級のワイン生産者です。パールの丘に広がる24ヘクタールの醸造施設は南半球最大の単一ワイナリーとして知られ、年間1,500万リットル以上を生産。その歴史と規模からKWVの名は長らく「南アフリカワインの象徴」として世界に広まりました。

そのKWVの精鋭部隊として2006年に誕生したのがザ・メントーズ・レンジです。「テロワールの表現と革新的な醸造技術の探求」を哲学に掲げ、ステレンボッシュ大学醸造学部と深い連携を持つこのセラーは、大学院生が先進的な醸造技術を試す場でもあり、その実験精神が傑出したワインの誕生につながっています。ルットヴィレからエリムまでウェスタン・ケープ全域の54の農園からブドウを選別し、年間収穫量13,000トンのうちわずか600トンのみがメントーズ・レンジに使用されます。

このレンジを率いるのは、ステレンボッシュ大学を卒業し2009年にKWVに加わったシニア・ワインメーカー、イゼレ・ファン・ブレルクです。「ヴィンヤードに答えがある」を信条に、チーフ・ビティカルチュリストのマルコ・ヴェントレッラ率いる栽培チームと緊密に連携。収穫シーズン前には毎年数千キロメートルを走破して自ら畑を確認し、ブラインド・テイスティングで最良のブドウを選出します。

プティ・ヴェルドはイゼレ自身が「最も好きな品種のひとつ」と語る品種です。「タンニン管理を誤ると難しい品種で、最適な熟度で収穫しないと小さな未熟な粒が出てしまう」と語るように、この品種の潜在力を引き出すには高度な技術が求められます。ボルドーでは主にブレンド用副品種として少量使われるプティ・ヴェルドですが、ステレンボッシュの太陽のもとでは単一品種として力強く表現されます。2019年ヴィンテージはデカンター・ワールド・ワイン・アワードにてシルバーを受賞。wineanorak.comのJamie Goodeは92点を付与し、「ブラックカラントとチェリーの力強い果実に、ポプリとローズペタル。熟した黒果実と豊かなフレッシュ感。長期熟成向きの密度を持つ印象的なワイン」と評しています。