生産者について
アンリ・ボノーは1667年からブドウ栽培を行う一族の第12代当主。1956年に初ヴィンテージを手がけて以来、シャトーヌフ・デュ・パプ最後の伝統主義者として世界中のワインファンに愛された。2016年に逝去後も、長年の醸造チームが同じ哲学と手仕事を継承している。
セラーは近代化と無縁の世界。コンクリートタンクで全房発酵を行い、10年以上経年した古いフードルやドゥミ・ミュイで長期熟成。準備が整うまでボトリングしないという姿勢は、最良年で5〜6年以上に及ぶこともある。
セレスタンについて
レゼルヴ・デ・セレスタンは、シャトーヌフ最高の区画「ラ・クロー」の古木グルナッシュを主体とした最上級キュヴェ。全ヴィンテージで生産されるわけではなく、品質基準を満たした年のみ最良バレルがセレクトされる。ロバート・パーカーJrは「彼のトップキュヴェは荘厳」と絶賛し、ジョン・ギルマンは「シャトーヌフで今日造られる唯一無二の最高のワイン」と評している。
2019ヴィンテージ
2019年はローヌ南部にとって恵まれたヴィンテージ。完熟した黒系果実(ブラックチェリー、プラム)に、ガリーグや黒胡椒、リコリスのスパイスが複雑に重なる香り。口当たりはふくよかで均整が取れ、タンニンはすでにしなやかに溶け込んでいる。いきいきとした酸がワインに清涼感と骨格を与え、カカオ、シダー、ミネラルの余韻が長く続く。
ワイン詳細
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生産地 |
フランス / ローヌ渓谷 / シャトーヌフ・デュ・パプ |
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原産地呼称 |
AOC Châteauneuf-du-Pape |
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ぶどう品種 |
グルナッシュ約90%、ムールヴェードル、シラー、クネーズ、ヴァカレーズ |
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醸造 |
全房発酵(コンクリートタンク)、古樽(フードル・ドゥミ・ミュイ)で長期熟成 |
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テロワール |
ラ・クロー / 丸石・赤粘土・石灰岩・砂質土壌 |
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味わい |
赤ワイン・辛口・フルボディ |
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飲み頃 |
2025〜2040年(現時点でも開いてきているが長期熟成ポテンシャル大) |
ペアリング
仔羊のロースト、鴨のコンフィ、ジビエ料理、豚の煮込み、熟成チーズ。プロヴァンスのガリーグを感じさせるハーブを使った肉料理との相性が抜群。
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