価格

タイプ

品種

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 2008

このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

メドック格付第2級、ポイヤックに隣接したサン・ジュリアンに位置するシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ。洗練された味わいがトレードマークの長命ワインです。

歴史は17世紀まで遡ります。レオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンは兄弟でいずれも格付け2級。元々一つだった土地を3分割し分け合ったと言われていますが、3シャトーの中では一番繊細なスタイル。

ややポイヤックに近い味わいと言われ、力強さや緻密な酸とヴェルヴェットの柔らかなタンニンが伴っています。最も1級に近いスーパーセカンドの名を持ち、サン・ジュリアンの中でも秀逸な評価を受けています。

19世紀からはディロン家の所有となり、現在のオーナーは3代目のジャン・ユベール・ディロン氏。「家族や友人など大切な人と楽しんでもらいたい」そんな願いが込められた、お料理にも合わせやすい味わいを表現。

畑は1級シャトーのラトゥールに隣接。粘土を含んだ砂利が非常に多い土壌。水捌けは良いですが、決して肥沃でないこの場所からは生命力の強いブドウだけが根を伸ばし、生き残ります。

平均樹齢は40年以上。こだわりのとても手間がかかる栽培方法もとっています。

毎年味わいが安定しており、高クオリティな品質を長年キープし続けている事が大きな信頼に繋がっています。ブドウのブレンド比率には細心の注意を払い、その年の出来を踏まえてセパージュの調整を行います。

またブドウの出来に厳しい基準を設けており、例え基準以上のブドウがわずかな年でも、その関門をくぐれないブドウは使用しません。

【テイスティングコメント】
2008年はブラックカラント、深い森や木、タバコや黒鉛などとても強いと印象付けるアロマが舞い上がります。タンニンはしっかりしており、豊かな果実味が熟しを迎えているかのようです。

2020年頃からが飲み頃を迎えると言われています。

【格付け】メドック第2級

※ワイン・スペクテーター 94点
※ワイン・アドヴォケイト 93点