カリフォルニア州セントラル・コーストのパソ・ロブレスを拠点とするEOSエステート・ワイナリーは、1980年代にイタリア系移民アルシエロ家が開いた歴史ある生産者です。現在はフォーリー・ファミリー・ワインズのもとで「カリフォルニアスタイルの品種特性を正直に表現した、高品質かつ優れたコストパフォーマンスのワイン」を追求し続けています。レイク・カウンティ、ソノマ・カウンティ、セントラル・コーストをはじめカリフォルニア各地の優良産地から厳選したブドウを調達し、産地の多様なミクロクリマを活かした表情豊かなラインナップを展開しています。
ブランド名の「EOS」はギリシャ神話の夜明けの女神エオスに由来します。毎朝天の門を開いて太陽を呼び込む女神のように、新たな一日の始まりに寄り添うワインを目指してこの名が与えられました。
2023年のカリフォルニアは、湿潤な冬がブドウ畑の地下水位を十分に回復させ、遅霜もなく順調にスタートを切ったヴィンテージです。春先の降雨と比較的涼しめの夏により熟成が穏やかに進み、バランスのとれた果実とフレッシュな酸味を備えたブドウが収穫されました。
このモスカートは、地中海の柑橘を思わせるキャンディード・オレンジピールと爽やかなピーチ・ソルベの表情豊かなアロマが際立ちます。パレットには明るい柑橘と花のニュアンスが心地よく広がり、甘みとテクスチャーのバランスが取れた仕上がりです。ヴェジタブルプレートや夏のバーベキューなど、カジュアルなシーンにもよく合います。年間を通じて気軽に楽しめる、親しみやすいスタイルの1本です。