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バロッシュ シャトーヌフ・デュ・パプ ピュール2018 エチケット若干汚れあり

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14世紀よりシャトーヌフ・デュ・パプの地でワイン造りに従事するバロ家は、1703年にアレクサンドル・バロ氏がワイナリーをスタートさせ、1972年にクリスチャン氏に引き継がれました。当初はネゴシアンであるギガルやシャプティエ、ジャブレに販売されていましたが、2002年にその息子ジュリアン氏が22歳の時に各地で研鑽を積んでワイナリーに戻り、ドメーヌ元詰めを始めました。これを機に、シャトーヌフ・デュ・パプのライジングスターとして一気に注目を集め、シャトー・ラヤスやジャナスなどと並び、現在でもパーカーをはじめ数多くの高い評価を得ています。シャトー・ラヤスに隣接する極上の畑を所有しており、シャトーヌフ・デュ・パプ中でも北側のいくつかの区画に12.5haで、グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、サンソー、テッレ・ノワール、クレレットを栽培しています。樹齢も古く、平均で60年、最も古いグルナッシュは100年にもなります。ワイン造りにおいてバロッシュの目指すワインは、シャトーヌフ・デュ・パプの土壌気候で育まれた果実の味わいを忠実にワインに表現することであるといいます。一般的な丸石の土壌ではなく、彼らの所有する砂質土壌がもたらしてくれる繊細でエレガントで華やかなテロワールを活かすワイン造りを心がけています。
こちらは、シャトー・ラヤスの隣の区画の樹齢100年のグルナッシュから造られるトップキュヴェです。2005年と2010年に2度のパーカーポイント100点を獲得しています。古い大樽で熟成されたこのワインは、濃い紫の色調で、赤い花やプラム、ダークチェリー、カシス、スパイスなど複雑に絡み合った香りが立ち上ります。充実した果実味と様々なハーブのニュアンス、甘みを伴ったタンニンが、口の中いっぱいに広がります。極めてエレガントで、美しい骨格と余韻を持ち合わせた傑作です。