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ジャン マリー フーリエ ブルゴーニュ ピノ ノワール ヴィエイユ ヴィーニュ

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ドメーヌ・フーリエは、ジュヴレ・シャンベルタンに指折りの良質なブドウ畑を所有するブルゴーニュワイン愛好家垂涎の人気ドメーヌです。所有畑は10haと大きくないものの、需要が高いため、一部の人のみしか手にすることができない希少なワインとなっています。

この状況を心苦しく思っていた5代目当主ジャン・マリー・フーリエは、2011年からネゴスワインの販売をスタートさせました。ネゴスワインは樹齢の高いブドウを使用しているため、生産量が少なく、ドメーヌワイン同様高い人気を誇ります。

 

■ネゴシアン部門のジャン・マリー・フーリエ■ (バーグハウンド誌#73/2019/1/10掲載記事より) ジャン・マリー・フーリエは、2011年にリリースした3種類のワインを皮切りに、自身の名前を冠したネゴシアン事業を徐々に拡大させつつある。2013年~2014年ヴィンテージでラインナップを大幅に広げたが、そこには軸となるいくつかの基本方針があった。

【ジャン・マリー・フーリエ】:「第一の方針としては、ドメーヌの傘下に入っていないアペラシオンからブドウを購入してワインを作ること。第二の方針としては、購入元であるドメーヌが自らのワイン造りに使用しているブドウと同じ品質のものしか購入しないこと。掃いて捨てるようなバルク売りの価値しかないブドウを購入するつもりはないからだ。第三の方針としては、ネゴシアン物のワインは、ドメーヌ物の総生産量の20%以内に収めること。これは、どこに重点を置いているのかを顧客に理解してもらう目的がある。最後に第四の方針として、ネゴシアン物のラインナップは、ジュヴレとヴォーヌの範疇に留めること。これは、ブドウを定期的に購入する畑の数を制限することで品質管理をし易くするためだ。」

◆醸造方法◆ 発酵室には、最先端の技術を搭載した最新の醸造設備を導入。ブドウは完全に除梗して重力を利用してゆっくりと搾汁し、天然酵母だけを使って自然発酵させ、手作業でピジャージュ(櫂入れ)します。フーリエのワインは、純度の高さと透明感、明るく鮮やかで繊細な果実味が特徴で、SO2の添加と新樽率(大体20%前後)を必要最小限に抑えています。マロラクティック発酵で自然放出した二酸化炭素と共にしばらく寝かせ、酸素との接触を避けて鮮度を保ちます。16~20か月澱引きせずに熟成させることで自然にクリアな状態になるため、清澄やろ過は一切不要です。

■2022ヴィンテージ情報■ 春霜による大きな被害を受け、歴史的な低収量を記録した前年と比べて、2022年は量、質ともに素晴らしいヴィンテージとなりました。4月初旬に数回、霜が降りたものの、以降は気温が上がり、ブドウの樹の成長が早まりました。開花は、例年より早く、5月下旬に始まり、全体的に良好な結実がみられました。その後は乾燥した日が続きましたが、6月中旬にまとまった雨が降り、水不足を補うことができました。8月は暑く乾燥していましたが、ブドウは順調に成熟し、中旬から収穫が始まりました。美しいバランスと凝縮感を備えたブドウが収穫でき、偉大なヴィンテージになることが期待されています。