2016年のコス・デストゥルネルは、カベルネ・ソーヴィニヨン76%、メルロー23%、カベルネ・フラン1%をブレンドし、65%の新樽と35%の2年物のフレンチオークで15ヶ月間熟成しました。2018年7月にボトリングされたこのワインは、深いガーネットパープル色で、最初は少し閉じていて寡黙ですが、ゆっくりと魅惑的に開き、クレーム・ド・カシス、キルシュ、ワイルドブルーベリー、モカのコアに、美しいライラック、ローズヒップティー、砕石、カンファーのニュアンスが現れ、香と木の煙が漂っています。ミディアムボディのエレガントさやエスプリを感じさせない、エネルギーと深みのある味わいが特徴で、超熟した緻密なタンニンが無数のフルーツや花のスパークをしっかりと縁取り、壮大な長さでフィニッシュします。