詳細・歴史
2013年、かの 『ドメーヌ・シャルロパン』 の当主フィリップ・シャルロパン氏の長男であるヤン・シャルロパン 氏が、彼の妻の父であるロラン・ティシエ氏の協力を得て、独自のヴィジョンを掲げて設立した小規模のド メーヌで、両家の名を冠しています。設立当初はわずか1.08haのみでしたが、現在はコート・ド・ニュイ地区 の名だたる銘醸地を中心に約7haの自社畑を所有しています。 若き当主のヤン・シャルロパン氏はボーヌで醸造を学び、その後修行のため寒冷産地であるオーストラリア のタスマニア島へ渡り、帰国後はシャブリやサンセールなどで経験を積んできました。現在は実家の 『ドメー ヌ・シャルロパン』 において白ワインの醸造責任者を務めており、そこでは均一に保たれた高水準のワインを 大量に仕上げていますが、一方この自身のドメーヌでは、テロワールのダイナミックさを最大限に生かしたバ ラエティ溢れるワイン造りにチャレンジしています。日本初上陸以来常に我々を虜にし続けて進化し続けて います。
畑
自社畑約7ha。 全ての畑作業は手作業で行われ、有機栽培で管理し、収穫も全て手摘みで行われます。
≪Maison Charlopin Tissier≫親戚の所有する畑をヤン・ティシエ氏自ら管理・栽培したブドウでワインを仕 込みました。彼は得体の知れないブドウは使わない主義で、契約農家のブドウであっても全て自ら栽培管 理を担い、ドメーヌものと同じ哲学に基づいたワイン造りを行います。
醸造
ブルゴーニュの伝統的方法に則って行われており、全ての過程においてできるだけ 人的介入をせず、決して造り込まず、果実感が生かされたピュアで滑らかな仕上がりになっています。 【全房使用率】0%(除梗100%)
《白ワイン》低温マセラシオンを経て、野生酵母による自然発酵 《赤ワイン》低温マセラシオン(約20日間)、ピジャージュ、野生酵母による自然発酵、ルモンタージュ、木樽熟成、スーティラージュなし