ドメーヌ・ピエール・ボワッソンについて
ブルゴーニュの事情通の間で真っ先に名前が挙がる、次世代ムルソーのスター筆頭格です。1954年設立のドメーヌの3代目にあたるピエール・ボワッソンは、生涯の師である父ベルナールに加え、ムルソーを代表するコシュ・デュリからも大きな影響を受けてきました。緊張感のあるワインを好み、コシュ・デュリと同じく還元的なワイン造りを行っています。
コシュ・デュリのラファエル・コシュとは非常に親しく、フィロソフィや栽培・醸造について意見を交わすだけでなく、畑で使う資材の倉庫まで共同で管理する間柄です。「ブドウに手を加えなければ加えないほど、ワインは良くなる」という信念で造られるワインは人気が高い一方、生産量はごく僅か。ジャンシス・ロビンソンは「コシュ・デュリに倣う最も成功した造り手のひとり」と評し、ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスも、その洗練された緊張感と抜群のコストパフォーマンスを高く評価しています。
ブルゴーニュ・アリゴテ アン・ブサンについて
ムルソー村にある「アン・ブサン」の単一区画から造られるアリゴテです。1946年から1966年にかけて植えられた古木のブドウだけを使い、バリックで14ヶ月熟成させています。ムルソーの名手が古木のアリゴテと向き合った、ドメーヌの哲学がよく表れた一本です。