ワーウィック・エステートについて
1771年から農地として続く歴史を持つステレンボッシュの名門ワイナリー。1964年にスタン&ノーマ・ラトクリフ夫妻が取得し、ノーマ・ラトクリフがケープを代表する初期の女性ワインメーカーのひとりとして活躍。現在もその精神と遺産が「ファースト・レディ(The First Lady)」レンジとして受け継がれ、数々のアワードを獲得する南アフリカのアイコン的ワイナリーとして確固たる地位を築いている。
ブラック・レディ ピノタージュ 2023について
「ブラック・レディ(The Black Lady)」はファースト・レディ・レンジを超える、ワーウィックのピノタージュにおける上位キュヴェだ。シモンスベルク山の斜面に位置する自社畑の低収量ブッシュヴァインから手摘みで収穫。シモンスベルク・ステレンボッシュのアペラシオン指定畑が原料で、精密さより力ではなく「精密さの中の凝縮感」を追求した現代的なピノタージュの表現として高く評価されている。
収穫後セラーで再度選果し、ステンレスタンクへ。最初の3日間は2時間おきにポンプオーバーを実施し、その後スキンなしで発酵を完了させる早めのプレスを行うことでよりきめ細かいタンニン構造を実現。フレンチオーク樽(新樽13%)で14ヶ月熟成後、軽くフィルタリングして2024年6月にボトル詰め。ヴィーガン対応。
ブラックティー、完熟ストロベリー、サワーチェリー、コーラトニックが弾けるように飛び出すアロマ。パレットはブライトでフレッシュ、ダークベリー、サワープラム、カシスが展開し、きめ細かく整然としたタンニンが品格と余韻を支える。テクスチャーは滑らか、フィニッシュはソフトでありながら果実の余韻が長く続く。飲み頃:2026〜2031年以降。