ドメーヌ・シルヴァン・カティアール&フィスについて
ヴォーヌ・ロマネに本拠を置くドメーヌ・シルヴァン・カティアールは、この10年で急速に世界トップクラスの評価を確立したブルゴーニュの新星だ。創業はシルヴァンの祖父がサヴォワからブルゴーニュへ渡り、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)とラマルシュで働いた後に小さな区画を買い求めた1930年代にさかのぼる。1985年からシルヴァンが引き継ぎ、父アンドレの退職(1995年)とともに家族の畑を正式に継承した。2011年、息子のセバスティアンが当主となり、シャブリ・シャトー・スミス・オー・ラフィット・ニュージーランドでの修業経験を活かして新たなセラーを建設。ぶどうの選別強化、使用樽比率の削減、ワインの構造と複雑さの向上に取り組み、ドメーヌのスタイルを現代的な高みへと引き上げた。フラッグシップはロマネ・サン・ヴィヴァン(グラン・クリュ)とヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ「オー・マルコンソール」。農業は無認証のオーガニック、すべてのキュヴェに「果実の純粋さと比類なき深み」が宿る。
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ「オー・ショーム」2019について
「オー・ショーム」はニュイ・サン・ジョルジュの上方にある村、ショーに位置する1.35ヘクタールの区画。1972年植えと2010年植えの2区画から構成され、石灰含有量の高い粘土質土壌。セバスティアンが「プレジールのワイン(飲む喜びのワイン)」と謙遜を込めて語るこのキュヴェは、しかしその実力においてアペラシオンの格をはるかに超える。
醸造は公式インポーター(ベッキー・ワッサーマン)の情報によれば、完全除梗後10日間のコールドマセレーション、天然酵母による10〜20日間のタンク内発酵(SO₂無添加)、マロラクティック発酵後に15〜18ヶ月バリック熟成(新樽20%)。清澄なし・濾過なし。
ウィリアム・ケリー(ワイン・アドヴォケイト)は「赤系果実、ローズペタル、温かなスパイスのアロマ。ミディアム〜フルボディ、しなやかでシームレスなパレット、上品な凝縮感、活き活きとした酸、長くソルティーなフィニッシュ。カティアールによるこの新キュヴェのテリフィックなデビュー」と評した。ベリー・ブラザーズ&ラッドは「スパイシーで開いた香り、クランチーでリフレッシングなパレット。セバスティアンが謙遜する『プレジールのワイン』の域をはるかに超えている」とコメント。