インヴィンシブル(Companhia de Vinhos Invencível)について
ポルトガル・ドウロの鬼才と南アフリカの巨匠が手を組んだ、2019年設立のコラボレーション・ワイナリー。女性醸造家リタ・マルケス(ポルトガル「コンセイト」)と、南アフリカを代表する醸造家マーク・ケント(「ブーケンハーツクルーフ」)が、それぞれの経験と感性を持ち寄り、ドウロの隠れた可能性を「無敵(Invencível)」なワインとして世界へ発信する。
本拠地は世界遺産にも登録されているカザイス・ド・ドウロ(ピニャオン町から約5km)。標高400〜600mに位置する7区画を管理し、自社畑にはフィロキセラの禍いを免れた樹齢90年以上の古木の混植畑も含まれている。ドウロの伝統的なフィールドブレンド(複数品種を同一畑に混植)の哲学を忠実に継承しながら、黒ぶどうは標高の低いシスト(粘板岩)土壌で、白ぶどうは標高の高い花崗岩土壌で栽培。「自分たちが見つけたときよりも良い状態で畑を残すこと」をモットーに、サステナブル農法・有機栽培・ヴィーガン認証を取得している。
インヴィンシブル ナンバー1 ホワイトについて
「ナンバー1」はインヴィンシブルのエントリーキュヴェにして、その哲学が最も率直に表現された1本だ。ラビガト40%、コデガ35%、アリント20%、モスカテル・ガレゴ5%という、ドウロの在来白品種4種のフィールドブレンド。ステンレスタンク発酵後、90%コンクリートタンク+10%フレンチオーク古樽(225L、新樽なし)で8ヶ月熟成。
透明感のある明るい色合い。レモンやライムのフレッシュなシトラス、ジャスミンなど白い花の香り、石灰のミネラルが生き生きと広がる。口当たりはややトロっとしたテクスチャー、キュッと締まった酸と青りんごの果実味、ボリュームのあるアルコール感。キレのある酸とレモンピールの心地よい苦みが余韻に続く。フィールドブレンドならではのバランス感はパクチーやミントを使ったアジア料理、スパイスの効いた中東料理、鶏肉のシンプルな料理まで幅広く寄り添う万能な白だ。