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ストーム・ワインズ フレダ・シャルドネ 2024

ストーム・ワインズ フレダ・シャルドネ 2024
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2008年、ハネス・ストームがウォーカー・ベイに設立。初ヴィンテージは2012年、初リリースは2014年。南アフリカの首都プレトリア出身のハネスは、ワインコレクターだった父の影響でステレンボッシュ大学で栽培と醸造を学び、学生時代から南アフリカを代表するピノ・ノワールとシャルドネを擁する「ハミルトン・ラッセル」で研鑽を積み、醸造長にまで上り詰めた。他の小規模生産者の栽培コンサルタントとして活躍する傍ら、データと科学的根拠に基づいた一貫した姿勢でワイン造りを続けている。現在は妻のナタリアとともに夫妻ふたりでワイン造りを行う。

 

ストームが選んだ舞台は「ヘメル・アン・アード(天と地)」——南極から流れるベンゲラ海流と大西洋の冷たい南東の風が交わる、南アフリカ屈指の冷涼な海洋性気候地帯だ。2009年に設けられた3つのサブリージョン(ヘメル・アン・アード・ヴァレー、アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー、ヘメル・アン・アード・リッジ)すべてに自社畑を持つのは、ストーム・ワインズただ1軒のみ。人的介入を最小限にとどめた少量生産で、各テロワールの個性を純粋に映し出す。全房使用率はコントロールしながら15〜20%以内に抑えており、熟成にはすべてフレンチオーク小樽(フランソワ・フレール製、ルイ・ラトゥール製、シャサン製、メイリュー製)を使用。古樽はハミルトン・ラッセルから譲り受けたものも使われている。

フレダ・シャルドネ 2024について

 

「フレダ(Vrede)」とはアフリカーンス語で「平和」を意味する。初ヴィンテージは2015年。ヘメル・アン・アード・ヴァレー、標高125mの北東向き急斜面に位置し、4億年前デボン紀のボックフェルト・シェール(石の多い粘土質頁岩)が土台。2006年植え。シャルドネとピノ・ノワールの畑が隣接する。

 

2024年は9月に吹き付けた強風により収量が減少(22.5hl/ha)した。生育期の降雨量が多かったものの、経験豊富なチームにより乗り越えることができた。平均気温は比較的暖かく、収穫は早まり、アルコール度数は例年より控えめな仕上がりとなった。バスケットプレスで搾汁後、フレンチオーク小樽(228L)で野生酵母による自然発酵、同バリック(新樽31%)で11ヶ月熟成。

 

ワインメーカー コリエン・ノーテのコメントは「テンションと凝縮感のワイン。レモングラス、バジルのステム、ライム、凝縮した白い石系果実のフレーバー。文句なしにワールドクラス」。クリスチャン・イーデス(winemag.co.za)は「ほのかなストラックマッチのリダクション、バニラとスパイスのヒント。アルコール12.71%にもかかわらずパレットは際立った力強さを示し、緻密でコンパクトな果実に、スリリングなまでに張りのある酸がオフセット、余韻は長くセイヴォリー」

と評した。ティム・アトキンMW サウス・アフリカ スペシャルレポート2024:94点。