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ストーム・ワインズ イグニス・ピノ・ノワール 2023

ストーム・ワインズ イグニス・ピノ・ノワール 2023
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ストーム・ワインズ(Storm Wines)について

2008年、ハネス・ストームがウォーカー・ベイに設立。初ヴィンテージは2012年、初リリースは2014年。ハネスはステレンボッシュ大学で栽培・醸造を修めた後、南アフリカを代表するピノ・ノワール生産者「ハミルトン・ラッセル」で研鑽を積み、醸造長にまで上り詰めた。学生時代から虜になったピノ・ノワールとシャルドネを、世界水準で表現することを使命としている。

ストームが選んだ舞台は「ヘメル・アン・アード(天と地)」——南極から流れるベンゲラ海流と大西洋の冷たい南東の風が交わる、南アフリカ屈指の冷涼な海洋性気候地帯だ。2009年に設けられた3つのサブリージョン(ヘメル・アン・アード・ヴァレー、アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー、ヘメル・アン・アード・リッジ)すべてに自社畑を持つのは、ストーム・ワインズただ1軒のみ。人的介入を最小限にとどめた少量生産で、各テロワールの個性を純粋に映し出す。

 

イグニス・ピノ・ノワール 2023について

「イグニス(Ignis)」とはラテン語で「火」。この畑の土壌が火山成岩の一種である花崗岩で、ゴロゴロとした赤みを帯びた茶色の外観を持つことから「火から石へ、そして樹へ」という思いを込めて名付けられた。ストーム3区画の中で唯一の花崗岩土壌キュヴェで、初ヴィンテージは2012年。

アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー、標高225mの北向き斜面。かつて河川だったため円みを帯びた小石と砂利の混ざる風化花崗岩土壌で、下層は粘土質。2008年植え。「最も繊細で緊張感があり、ブルゴーニュ愛好家垂涎の銘キュヴェ」とされる所以がここにある。

2023年は3ヴィンテージ中過去最高の収量を記録。低温の冬、収穫後期の長雨という条件下でも直前に収穫を終えた。228Lフレンチオーク小樽で野生酵母自然発酵後、フレンチオーク(新樽28%)で12ヶ月熟成。ティム・アトキンMW 2024年96点・「ピノ・ノワール・ワイン・オブ・ザ・イヤー」受賞。塩味を帯びたトップノートに野いちご・ざくろが優しく包み込み、樽由来のスパイシーさ、セイヴォリーなタンニンと活力ある酸が複雑に混ざり合い、フローラルで幽玄なフィニッシュへ。