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エル ニド 2023

エル ニド 2023
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ボデガス・エル・ニド(Bodegas El Nido)について

スペイン南東部・ムルシア州のフミリャ(Jumilla)DOに位置するボデガス・エル・ニドは、ヒル・ファミリー(Gil Family Estates)4代目と、オーストラリアを代表するワインメーカーのひとり、クリス・リングランド(Chris Ringland)のコラボレーションによって2001年に誕生した。ヒル家の曾祖父フアン・ヒル・ヒメネスが最初に植えたモナストレルのクローンを引き継ぐ、樹齢75〜95年のオールドヴァインが骨格。

ワイナリーはフミリャの町の北10kmに位置するバジェ・デ・ラ・アラゴナ(Valle de la Aragona)、標高700〜850mの「最高地帯(Top Boundary)」と呼ばれる高地に構える。チョーキーな石灰岩の礫を30〜40cm堆積させた下に砂質土壌が続く特異な地層で、モナストレルは1株あたり1kg以下という超低収量に自然に抑えられる。農業は農薬・除草剤を一切使わず、2022年ヴィンテージからオーガニック認証を取得。クリス・リングランドが醸造を担い、アシスタント・ワインメーカーにマリア・テレサ・リケルメ・トーレスを起用。この2人で年間わずか7万本という超少量を生産する。リリースするワインはクリオ(Clio)とエル・ニード(El Nido)の2種のみで、どちらも年間を通じて世界中の批評家から91〜97点という一貫した高評価を維持している。

エル・ニド 2023について

エル・ニドはボデガス・エル・ニドの最上位キュヴェ。クリオよりもカベルネ・ソーヴィニョンの比率が高く(カベルネ約70%、モナストレル約30%)、より構造的でパワフルかつ複雑なスタイルを志向する。手積みで収穫した全房を小さなかごで運び、ワイナリーで再度厳選。小型ステンレス開放槽(1バッチ3〜4トン)で7日間発酵後、新樽フレンチ&アメリカンオーク樽で24ヶ月熟成、さらに瓶熟成1年を経てリリースされる。

2023年はフミリャにとって充実したヴィンテージ。濃密なルビー色に、ブラックベリー、クレーム・ド・カシス、ブラックプラム、ダークチョコレート、エスプレッソ、クラッシュドヴァイオレット、シダー、クローブの重層的なアロマ。パレットはフルボディで豊かな凝縮感と驚くべき滑らかさを持ち、グラファイト、ココア、スウィートタバコ、温かなベーキングスパイスが展開。長く持続するダークフルーツとセイボリーなミネラルのフィニッシュ。ジュミジャのトップ5に常に選ばれる、スペイン地中海沿岸が誇る世界水準の赤ワイン。