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ヴォーヴェルサン グランクリュ オジェ オリジナル ブリュット 

このショップでは酒類を取り扱っています。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

シャンパーニュ地方、コート・デ・ブラン地区 グランクリュ オジェ村の生産者。福岡正信氏が提唱する「自然農法」を取り入れ、ヨーロッパを中心に、急速に評価を高めています。凝縮した果実味とふくよかさ、柔らかさを表現するブラン・ド・ブラン シャンパーニュを生産しています。

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​【国】フランス 【産地】シャンパーニュ地方 コート・デ・ブラン地区 グランクリュ オジェ村 


Présentation

ヴォーヴェルサン家のシャンパーニュづくりの歴史は、1640年にニコラ・ド・ヴォーヴェルサンがアヴィズよりオジェに入植し、ブドウ栽培を始めたことからスタートします。ヴォーヴェルサン家は、当時は醸造設備を持たず、ブドウ栽培農家としてブドウを他のシャンパーニュメゾンに売って生活をしていました。その主な売り先が「ポール・ロジェ」であり、今も親密な関係を持ちます。また、現在では、同じ自然はシャンパーニュとして考えを共有している「マルゲ」にもブドウを販売しています。ワイナリーとしては、1920年現当主ローランの曽祖父、フェルナン・ヴォーヴェルサンの代に独立し、シャンパーニュ造りをスタートさせました。フランソワ、ブルーノとワイナリーは引き継がれ、現在は4代目のローランがワイナリーを取り仕切ります。

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ローラン・ヴォーヴェルサンは、アヴィズの醸造学校へ在学後(2007年)に、ド・スーザや、オー・メドックのラモット・シサックなどで研修を行い、その後オーストラリアのバロッサバレーで研修。さらにその後2010年、彼が22歳の時に、父の勧めもあり、若くしてワイナリーを引き継ぐことになります。その父とは今も共にシャンパーニュ造りを続けています。また、ローラン・ヴォーヴェルサンがワイナリーを引き継いでからは全ての所有畑をビオに転換。さらに、ビオディナミ農法も一通り試したうえで「介入的すぎる」として、部分的に採用することを決断。現在では、「不耕起 無肥料 無除草」を掲げる福岡正信氏の自然農法を行っています。

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 ローランは、常に「畑を生命エネルギー溢れる森のような空間にしたい」と言い、畑の中の生態系を多様にするために、下草を生やし(カブ、イネ、マメ科の植物、シャンパーニュ地方に自生する植物など、)、さらにブドウ木の一部を桃や樫、カエデの木に植え替えることもスタートさせました。現在の所有畑はオジェ村のみに3ha。年間生産量は20,000本ほどという超マイクロレコルタンマニピュランとも言える造り手ですが、フランスや周辺国では素晴らしい評価を受ける造り手です。2018年年末のイタリアのワイン雑誌「エウポジア(日本でいうワイン王国のような雑誌)」では150あるスパークリングワインの中から一番の評価を受け、ますます目の離せない生産者となりました。

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