スワートランド・インディペンデント・プロデューサーズの主要メンバーであり、そのメンバーらから”レジェンド”と呼ばれるカリー・ロウ氏により立ち上げられたワイナリー。
醸造家は、元タルバッハ・マウンテンのワインメーカーの「カーリー・ロウ氏」が努めます。醸造設備は、カーリーの事務所から約100mほど離れた場所にあり、フーダーと卵型のコンクリートタンクで丁寧に醸造されます。カーリーのいるこの地までの道のりは平坦なものではなく、果てしない荒野の中、赤土の土煙をあげて走り抜け、ようやくたどり着きます。
はるばるケープタウンから2時間以上もかけて疾走し、ポルセレインの丘で迎えてくれるカーリー・ロウは、まさに、このワインの用心棒という印象の体格で、このワインからは連想できないほど、肉厚の手で握手して迎えられたのが印象的だったと言います。
作るワインはワイン名に冠されたスワトランドのポルセレインベルグの丘にある畑のブドウから作るシラー1種類のみという見事な潔さです。
2010年が初ヴィンテージでしたが、その評判は瞬くままに国内のみならず国際的な評価を上げ、今となってはカルト的人気を誇るワインとなりました
ワインラベルは年代物のドイツ、ハイデルベルグ社製活版印刷機で自身が一枚一枚仕上げるというこだわり様です。 ブドウは全て手摘みされ全房のままコンクリートタンクに移され足踏みされ自然醗酵。